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One Size Fits One Furniture in KIOSK Kiosk

One Size Fits One

「One-size-fits-one」は、パラメトリックデザインの手法とデジタルファブリケーション機器であるCNCミリングマシン連動させ、スツールをデザイン・制作するシステムです。制作する全てのスツールは、木製の3つのパーツからなるシンプルな構造のもので、強度を確保しつつ組み立ても容易に行えます。

デザインシステムについて

ユーザーは、片手にデバイスを持ち、手を広げるジェスチャーで示すことによって、想定している「座面の大きさ」と「スツールの高さ」を決定します。
入力された数値はソフトウェア上で即座に反映されます。ソフトウェアは、入力されたデータに対応したスツールの3Dデータと各パーツの外形データを生成し出力します。
出力されたデータをもとに、CNC ミリングマシンを使ってパーツを切り出し、組み立てることによって独自の座面の大きさと高さを持つスツールが完成します。

26スツールスケッチ

No.1

[DATE] 2017 [NAME] オットマン
ワークデスクで使用するオットマンとして制作。作業時に足を休ませる使い方のほか、No.2と並べ机横の資料置きとしても想定。

No.2

[DATE] 2017 [NAME] サイドテーブル
ワークデスクの脇に置いておく資料置き場として制作。座面のサイズはNo.1と同じで、高さは一般的なスツールより高めに設定。

No.3

[DATE] 2017 [NAME] サイドテーブル
ベッドサイドのちょっとしたもの置きとして制作。高さはベッドと同じになるように設定。

No.4

[DATE] 2017 [NAME] スツール
レーザー加工機を使用するときに少し腰を掛ける椅子として制作。レーザー加工機は高さがあるためサイズも高めに設定。

No.5

[DATE] 2017 [NAME] スツール
家のカウンターで腰をかける椅子として制作。座面は小さめ。

No.6

[DATE] 2017/8/6 [NAME] サイドテーブル
布団の横のPC/本置き場として制作。座面は広めに、高さは低めにし、床に近い状態で使うことを想定。

No.7

[DATE] 2017/8/6 [NAME] スツール
大きめの植物の置き場所として制作。鉢が乗るように座面を大きくした。

No.8

[DATE] 2017/8/6 [NAME] ラック
窓辺におく植木鉢台として制作。

No.9

[DATE] 2017/8/6 [NAME] サイドテーブル
ソファー横に置く珈琲テーブルとして制作。

No.10

[DATE] 2017 [NAME] ラック
家で使するスピーカー置きとして制作。棚の横に置く想定なので、高さは棚の高さと一緒になるよう設定。

No.11

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 踏み台(小)
棚の上の展示物を鑑賞するための低めの踏み台。身長165cmほどの人物が登ると、胸の下あたりに天板が当たる。天板に置かれたディスプレイを真正面で鑑賞することができる。

No.12

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 踏み台(大)
棚の上の展示物を鑑賞するための高めの踏み台。身長165cmほどの人物が登ると、腹の下あたりに天板が当たる。天板に置かれたものを覗き込むように鑑賞することになる。

No.13

[DATE] 2017/11/23 [NAME] トラックボール置き台
トラックボールを立ったまま操作する台として制作。身長165cmほどの人物がちょうど腰のあたりで操作できるような高さ。机上はあまり広くない。

No.14

[DATE] 2017/11/23 [NAME] iPad置き台
iPad置き場として制作。トラックボール置き場より机上が広く、どっしりとした構えになっている。

No.15

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 標準スツール
ごくごくノーマルな椅子。壁付けのディスプレイで流されている映像を座りながら鑑賞するために制作。少し低めなのでディスプレイを見上げるような形になる。

No.16

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 子ども用スツール
子供用のごくごくノーマルな椅子。壁付けのディスプレイで流されている映像を座りながら鑑賞するために制作。少し低めなのでディスプレイを見上げるような形になる。No.15の標準の椅子より低く、座面は広くなっている。

No.17

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 受付カウンター用スツール
体格の良い人のためのごくごくノーマルな椅子。壁付けのディスプレイで流されている映像を座りながら鑑賞するために制作。少し低めなのでディスプレイを見上げるような形になる。No.15、16の椅子より低く、座面は広くなっている。重心が低いため、安定感がある。

No.18

[DATE] 2017/11/23 [NAME] ヘッドフォン置き台
ヘッドホンを置くための台として制作。No.15などの椅子と一緒に使用する。ヘッドホンが1,2個置けるほどの座面の広さがある。座ったあとに手を伸ばしやすいよう、かなり低めになっている。

No.19

[DATE] 2017/11/23 [NAME]標準スツール
ごくごくノーマルな椅子。壁付けのディスプレイで流されている映像を座りながら鑑賞するために制作。No.15より1cmほど高めで座面が小さい。

No.20

[DATE] 2017/11/23 [NAME] ゆっくり座るスツール
座りやすい高さの椅子。身長165cmほどの人物の膝より少し高い位置に座面がくる。座面、広すぎず、ほどよい高さなので長時間座っていられる。

No.21

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 植物置きにもなるスツール
No.15の椅子より少し高い椅子。座面の広さはNo.15とほぼ同じ大きさだが、高さが異なる。展示会場の椅子として使うだけでなく、その後鉢物などを置くことを前提として制作された。

No.22

[DATE] 2017/11/23 [NAME] ちょっと腰かけハイスツール
かなり高めの椅子。身長165cmほどの人物の股下あたりまで高さがある。座面も小さく、座るよりは寄りかかる感じに近く、軽い座りごごちとなっている。

No.23

[DATE] 2017/11/23 [NAME] さらっとスツール
少し高めの座面の広い椅子。No.22より高さが若干低く、座面は1.5倍ほどの広さがある。手をついて座ることができるので、バランスをとりやすい座りごごち。

No.24

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 2人が腰かけれるスツール
座面が広めの椅子。二人で半分ずつ腰をかけることを想定した広さとなっており、空間を共有できる。そこそこ高さがあるので、短時間の利用を想定している。

No.25

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 展示台用スツール
展示台に合わせて作られた椅子。展示台にはパソコンが乗っており、座ってマウスを操作するためにほどよい高さ、座面の広さを備えている。安定感がある。

No.26

[DATE] 2017/11/23 [NAME] 受付カウンター用スツール
受付で座るための椅子。No.15より若干高い。作品鑑賞用の椅子に比べて座面が小さくなっており、コンパクトなサイズ感となっている。

論文